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「すべての人にとって平等な婚姻制度の実現とパートナーシップ認証制度の創設を求める決議」

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須田晶子です。

今年もコロナ禍の収まらない中、あっという間の一年でした。

事務所のニュースとしては、何といっても5月に移転をしたことですが、
弁護士会の活動としてぜひ挙げたいのは、2月に仙台弁護士会の定期総会で、そして、今月12月には東北弁護士会連合会(東北六県の弁護士会の連合組織です)の定期総会で、「すべての人にとって平等な婚姻制度の実現とパートナーシップ認証制度の創設を求める決議」が可決されたことです。

東北では、青森県弘前市で、2020年12月にパートナーシップ宣誓制度が創設されましたが、残念ながら宮城県や県内市町村では未だ導入の具体的な動きはありません。

私が、この問題に関して意見を述べる際に、いつも挙げさせていただいているのは、2020年12月に開催した同性婚・パートナーシップ制度に関するシンポジウムで、パネリストを務めて下さった弁護士の方の発言です。それは、「結婚による法的効果ももちろん大切だけど、何より、『結婚したいと思う相手と結婚したい』というだけ。異性愛の人は、ふつう、こういう法的効果が得られるから結婚しよう、じゃなくて、『この人と結婚したいから結婚する』というシンプルな気持ちで結婚すると思う。それを認めてほしいだけ」という言葉です(正確に再現できていないかもしれません。ご容赦下さい)。

2022年こそは、この思いを、一人でも多くの人が叶えられますように。